一篇の漫画作品制作するための、ファーストステップは台本制作です。
※この前に企画書がありますが、それはまた別の機会に。
長いものでも短いものでも台本を書きます。
この段階で商店街や関係者の皆様と様々な調整を行います。
「作品テーマの再確認をはじめ、どうすればより魅力的に表現できるか?
物語の展開がより多くの方に喜んでいただけるか?」
台本の推敲を重ねることによって、よりわかりりやすく、楽しいものに仕上げていきます。
次に、台本に基づいて、ページ数を決め、物語の展開を“台割”に落としていきます。
台割は漫画作品をつくるための設計図です。
この作業の段階で、台本の情報を足したり引いたり掛けたり割ったりしながら文章を編集します。
建築で言えば、“台本”と“台割”という2つの作業は建物の土台作りと同じです。
一番苦労する作業ですが、表面に見えないいこの仕事が漫画制作ではもっとも大切だといえると思います。
私たちの漫画づくりは、映画やお芝居のように、関係者と情報を共有するために、台本から一つ一つ積み上げていきます。
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